【期間】2018.06.05〜8週間
【講師】藤本 満牧師(インマヌエル高津教会)鈴木光牧師(日本キリスト教団勝田教会牧師)
私たちはどう生きるべきか――十戒の現代的な適用をめぐってどう生きるか?――
これはエデンの園に人が誕生して以来、私たち人間が、神によって基本的に問われている質問です。
そこには人としての自由と決断、恵みへの応答と責任、そして複雑な事情がいつも絡んでいます。
十戒の基軸を用いて話しを始めます。そこには神の民として求められる生き方が端的に記されているからです。しかし、これを新約的に見ると、さらに視点が広がります。どう生きるか?――キリスト者であったとしても、責任を終えない・決定が難しいことは考えない方が無難だという流れにあって、あえて首を突っ込んでみようではありませんか。それによって、どことなくなおざりにされてきているキリスト教倫理の基本的な考え方を押さえ、キリスト者の十戒の解釈を押さえ、さらに講座の後半では、平和と戦争の問題、キリスト教歴史に組み込まれている搾取の歴史的構造、現代のLGTBなどにも話しを広げてみようと思います。
*6−7週は、「バカな平和主義者」と独りよがりな正義の味方:著者の鈴木光先生を特別講師としてお招きしています。