ご挨拶
グレイス・オンラインは、インターネットで「聖書」「神学」の学びを提供します。

ご挨拶

Grace-online

 Grace-onlineグレイスオンラインは、2010年にインマヌエルeラーニングとして牧師の継続教育のために、第1回目のプログラムを提供しました。
 当初は、地方にあってなかなか学びの機会を継続できない牧師・信徒説教者のために、説教と密接に関わる聖書の学びが中心でした。
 それから約10年、総受講生は300名を越え、年に2~3回の新しい学科が提供され、対象は神学生や信徒伝道者、一般の信徒に及ぶようになりました。(同じクラスでも、受講生によって課題レベルを変えることができます。)
 今後、神学校のリソースを神学校キャンパスに止める理由はありません。神学教育のリソースを牧師の継続教育や、信徒説教者の育成のためにインターネットを用いて、広く活用することを願って、Grace Onlineを開校しました。

●オンライン教育の現状
30年前、様々な学校は、エクステンション教育(分校)を展開し、必ずしもキャンパスに住んでいない人にも、学ぶ機会を与える努力をしました。学校は教師というリソースと学びという環境を建物に限定しなくても出来る時代がやって来ました。世界中、どこからでも学校の教育リソースにアクセスできる、それがオンライン教育です。

●  海外の神学校事情
今、欧米のほとんどの大学・神学校・大学院がオンラインを提供しています。様々な神学校のウェブサイトを訪ねてみればわかります。
分校設置から、オンラインへ。学びの環境を少しでも多くの人に、資金のかからない方法で、そして学ぶ人の都合に合わせて学べるような工夫がされています。

●  日本におけるオンライン教育
日本の会社も積極的に用いています。入社当時の研修から、より専門分野の研修に至るまで、自社で提供しなくても、専門機関が提供する学びをオンラインで利用することによって、研修の機会を増やし、利便性・専門性の向上をはかっています。

いま日本の教会にとって、

●神学校リソースを共有すること、

●どこにいても学べること、

●牧師から信徒に至るまで学びたいという願いを大切にすること、

●インターネットを福音と信仰のために用いること

が、切に求められていると私たちは考えています。

 

Grace-online 顧問 藤本 満(インマヌエル高津教会牧師)